再発を防ぐ!心筋梗塞の治療後に効果的なリハビリとは

公開日:2025/06/17 最終更新日:2025/06/20
心筋梗塞

近年、生活習慣病の増加により心筋梗塞を発症する人が増えています。医療技術の進歩によって多くの方が一命を取り留める一方、治療後の生活や再発への不安を抱える人も少なくありません。そこで今回は、心筋梗塞の再発を防ぐために効果的なリハビリについて、その効果や退院後の生活リズムのポイント、注意点などを解説します。

心筋梗塞のリハビリの効果

心筋梗塞を発症した後、治療を終えて退院したからといって安心はできません。再発リスクを下げるためには、早期からの適切なリハビリが不可欠です。とくに、心臓リハビリテーションと呼ばれる専門的なプログラムは、日本心臓財団などの専門機関でも積極的に推奨されています。

心臓リハビリテーション運動療法を中心とした生活習慣改善プログラムです。運動を取り入れることで、心臓の働きを改善し、動脈硬化や血栓の再発を防ぐことが期待できます。また、血圧や血糖、脂質異常などの生活習慣病の改善にもつながります。

ある調査によると、退院後に心臓リハビリを受けた患者は、受けなかった患者と比べて再入院率が防げて医療費は約半分に減少したというデータもあります。さらに、リハビリを継続することで、日常生活における活動量が増加し、心の健康も保ちやすくなるでしょう。

また、日本心臓財団の情報によれば、心臓リハビリを受けた患者は死亡率そのものも有意に低下することが報告されています。心筋梗塞を発症後にリハビリを開始し、定期的な運動を続けることで、長期的な予後が大きく改善されることが明らかになっています。

心臓病に対する正しい知識と実践が、生活の質(QOL)の向上にも直結するのです。まさに、心筋梗塞からの真の回復には、リハビリの継続が重要な鍵となるでしょう。

運動療法が不可欠な病状とは

心筋梗塞後の運動療法と聞くと「本当に体を動かしても大丈夫なのか」と不安に感じる人も多いかもしれません。しかし、正しい指導のもとで行えば、運動療法は再発予防だけではなく、全身の健康を取り戻すためにとても効果的です

心筋梗塞では、発症後に心臓の機能が低下し、さまざまな身体的問題が生じます。たとえば、運動時に息切れや動悸が起きやすくなり、以前よりも身体を動かすことが困難になるケースが少なくありません。

また、心臓だけではなく血管機能も低下しているため、心不全の発症や再梗塞といったリスクが高まります。こうした状況下では、安静に過ごすだけでは症状の改善は期待できず、むしろ運動不足によって筋力が衰え、ADL(日常生活動作)の低下や生活の質の悪化を招いてしまうおそれがあります。

このような病状を改善するために不可欠なのが、医師の指導のもとで行う運動療法です。適切な有酸素運動や筋力トレーニングを通じて、心肺機能の回復を促し、再発リスクを抑えることが可能になります

とくに、心筋梗塞後の回復期には、病院やリハビリ施設での段階的な運動プログラムを受け、その後も自宅での継続的な運動療法を実施することが推奨されます。これにより、身体機能の維持・向上だけではなく、心理的な不安の軽減や社会復帰への自信にもつながるとされています。

心筋梗塞から退院後の生活リズムと注意点

心筋梗塞を発症すると、生活習慣の見直しが必要不可欠です。食事・睡眠・運動など、日常のあらゆる場面で生活リズムを整えることを心がけましょう。まず重要なのが、食生活の改善です。

動物性脂肪や塩分の摂り過ぎは、動脈硬化を進める原因になります。医師や管理栄養士の指導のもとで、バランスのよい食事を心がけましょう。また、飲酒や喫煙は心筋への負担が大きく、再発のリスクが高まるため、適量の摂取や禁煙をしましょう。

さらに、ストレスも大敵です。心筋梗塞は精神的な緊張や不安が引き金となる場合も多いため、リラックスできる時間を日常に取り入れることが大切です。趣味を楽しんだり、散歩をしたりと、心身のバランスを整えることが再発防止にもつながります。

睡眠についても、質の高い眠りをとることが必要です。とくに、夜更かしや寝不足は、血圧の変動や自律神経の乱れを引き起こしやすくなります。規則正しい生活リズムを保ち、十分な休息をとることが大切です。

また、退院直後は体力が低下していることが多く、無理をすると体調を崩してしまう可能性があります。まずは軽い活動から始めて、徐々に日常生活へと復帰するようにしましょう。運動強度や時間は、無理のない範囲で行いましょう。

息切れや痛みを感じる場合は無理をせず、運動を中止してください。さいごに、何事も継続が大切です。運動療法は一時的な取り組みではなく、毎日の習慣として定着させることで、長期的な効果が期待できます。朝や昼など決まった時間に軽い運動を取り入れ、無理のない範囲で継続することを心がけましょう。

まとめ

心筋梗塞は命にかかわる重大な疾患であり、治療後の過ごし方が今後の生活を大きく左右します。退院後のリハビリは、心機能の回復だけではなく、再発を防ぐためにも欠かせないプロセスです。とくに運動療法は効果的であり、専門的な知識をもつ指導者のもとで実施することで、安全かつ確実に健康を取り戻すことが可能になります。「病院のリハビリは期間が限られていて不安」「自分でどう進めればいいかわからない」という方もいるかもしれません。そのような方には、自費リハビリに対応している高齢者向けパーソナルトレーニングジムの利用もおすすめです。再発予防とともに、人生を再スタートさせるきっかけとして、ぜひ検討してみてください。

PR全トレーナーが理学療法士資格を保有する訪問出張パーソナルトレーニング

tablepressアイコン 【東京】おすすめの高齢者向けパーソナルトレーニングジム比較表

イメージ引用元:https://riotore.com/引用元:https://www.shinshinkenkou.com/#html引用元:https://lp.rizap.jp/lp/health5a-220501/引用元:https://www.last-style.com/senior/引用元:https://ttb.jp/
会社名RioToRe(リオトレ)心身健康倶楽部ライザップラスタイルシニアTTB
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら
公式サイト公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら
特徴自宅やオフィスへの出張・訪問型トレーニング都度利用メニューあり管理栄養士監修の食事指導あり30日間全額返金制度ありトレーニング前後にコンディショニングを行う
有資格者全トレーナーが理学療法士免許(国家資格)保有ヘルスケアトレーナーなど記載なしNESTA認定資格などNSCAやNESTAなどのトレーニング指導の資格
プランシニア向け筋力アップコース
シニア向け自費リハビリコース
ミドル向け美ボディコース
法人向けコース
ストレッチコース30
ダイエットコース60
筋力アップコース60
など
記載なし月4回プラン
月8回プラン
メディカルコース
ダイエットコース
体質改善コース
営業時間24時間受付可能店舗によって異なる店舗によって異なる平日9:00~22:30
土日祝10:00~20:30
10:00~20:00
※日曜定休
店舗エリア【出張費無料エリア】
目黒区・世田谷区・渋谷区・新宿区・港区・千代田区・文京区・台東区・中野区・豊島区・杉並区・江東区・中央区
新宿区・足立区・目黒区渋谷区・港区・新宿区・豊島区・中央区・目黒区・墨田区・江戸川区・練馬区・足立区・台東区・世田谷区・立川市・八王子市・町田市・多摩市・武蔵野市豊島区台東区・中央区・江東区

テキストコンテンツアイコン おすすめ関連記事